「システムアーキテクトを受験したいけど、どのテキストが良いか分からない」、 「合格した人は、どの参考書を使っていたのか知りたい」と悩んでいる方は、多いのではないでしょうか。
システムアーキテクト試験は、ITの専門家にとって不可欠な資格であり、その取得は将来的にキャリアの発展に大いに役立ちます。
しかし、その合格には専門的な知識や実践的なスキルが要求されるため、正しい学習方法を知ること大切です。
僕自身もシステムアーキテクト試験に取り組み、合格を果たすことができました。
その際に大いに役立ったのが、テキストや問題集の適切な活用でした。
この記事では、システムアーキテクト試験合格者の僕が、使用したテキストと使ってみた感想を紹介します。
これらの書籍は、試験範囲を理解し、実務に活かせる知識を身につけるために欠かせないものばかりです。
読み終えていただければ、システムアーキテクト試験合格に向けて、自分に合ったテキストを見つけることができます。
テキスト、参考書選びがすごく重要だ!
システムアーキテクト試験 テキスト選びのポイント
最新版のテキストを購入する
システムアーキテクト試験のテキストは、毎年出版されています。
そのため、必ず受験する年の最新版テキストを購入するようにしてください。
中古品や友人から譲ってもらった古いテキストを使用して勉強する方がいますが、あまりオススメできません。
テキストは、試験の出題傾向や技術トレンド、前回試験問題の解説など毎年改訂が行われています。
また、補足資料やWeb限定特典など期間限定で特別な購入者特典を利用することもできます。
是非、最新版のテキストを取り入れ、合格に向けた準備を進めてください。
最新版テキスト購入のメリット
- 最新の技術トレンドに適応
- 出題傾向や出題範囲変更にも対応済み
- 期間限定の購入者特典を利用可能
問題解答テクニックの解説が豊富
システムアーキテクト試験には、問題を解くための「テクニック」というものが存在しています。
そのため、解答テクニックを分かりやすく解説してくれるテキストを購入することが大事なのです。
特に午後問題は、解答テクニックを使わないと合格することが難しくなります。
テキストごとに、紹介しているテクニックは違っているため、自分に合ったものを紹介しているテキストを選びましょう。
システムアーキテクト試験 おすすめテキスト一覧
ここからは、システムアーキテクト試験合格者が実体験を参考にして、おすすめテキストの有用性や活用法を伝えていきます。
Udemy 動画でスキマ時間を活用
いきなりテキストではないですが、資格勉強にはスキマ時間を上手く活用することがとても重要です。
しかし、通勤や通学の時間に、テキストを読むのは大変だと思います。
(システムアーキテクト試験のテキストは、かなりの厚さがあります…)
そこで、スマホで簡単に勉強できる「Udemy」の動画講座がオススメです。
システム開発未経験の人や初心者の方は、テキストよりも動画のほうが理解しやすいはず。
まずは、Udemy動画講座から学習を始めてみてください。
以下、システムアーキテクト試験の学習に役立つ講座を紹介します。
【超初心者向け】【システム開発の流れから学ぶ】エンジニアとして活躍するための知識・スキルを明確化!システム開発 未経験・初心者の方にオススメ【入門】システム要件定義と基本設計(実践ワークで理解する上流工程の進め方)
システムアーキテクト試験のメインテーマ 要件定義・設計の基礎を学びたい方にオススメ
2時間でざっくりつかむ! 中小企業の「システム外注」はじめに読む本
「システム開発ってなに?」を勉強するために、以下の「2時間でざっくりつかむ! 中小企業の「システム外注」はじめに読む本」が非常に役に立ちました。
システム開発が未経験の方は、まずは本書で基本的な知識をザックリ学ぶことで、試験勉強を効率的に進めることができます。
また、本書はシステム開発の経験者にもオススメしたい一冊です。
なぜなら、現在の業務にどのような問題や課題があって、それをシステムを利用してどう解決することができるか、これらの知識がシステムアーキテクト試験に求められているからです。
つまり、普段システム開発の仕事をしている方でも、発注者側の業務知識を理解することが重要となります。
システムアーキテクト試験「業務とITのグランドデザイナー」を目指すのため、まずはこの本で「システム開発とは?」といった基礎学習をやっておきましょう!
情報処理教科書 システムアーキテクト
システムアーキテクト試験のメインテキストとして使用したのが、「情報処理教科書 システムアーキテクト」です。
このテキストの一番の特徴は、「圧倒的な過去問題数」が掲載されていること。
午後1、午後2は過去問5回分が掲載されていて、さらに、Webダウンロードで8回分の過去問を解くことができます。
過去問を解くことは、システムアーキテクト試験の合格にとても重要なことです。
初心者にも経験者にもオススメできる一冊になります。
是非、本書で勉強してシステムアーキテクト試験の合格を掴み取ってください!
システムアーキテクト 合格論文の書き方・事例集 合格論文シリーズ
午後2試験の論文対策に、「システムアーキテクト 合格論文の書き方・事例集 合格論文シリーズ」は絶対に持っておくべき1冊です。
システムアーキテクト試験の最難関である午後2試験は、2時間でテーマに沿った論文を書き上げる必要があります。
このテキストでは、基本的な論文構成から、どのようにポイントをまとめるか、一つ一つ丁寧に解説されています。
また、論文事例が多数収録されており、どのような内容やアプローチで書かれているのかを確認することができます。
僕が実際に使ってみて、最も役立ったのは、論文事例でした。論文事例を読むことで、どのようなトピックや視点が評価されやすいのか、自分のアイディアをどのように組み立てていけば良いのかが見えてきました。
また、書き方のガイダンスは、論文作成に使用できるキーワード等が紹介されているため、論文の構成や筋道を立てる際の大きな助けとなりました。
上記で紹介した「情報処理教科書 システムアーキテクト」にも論文事例は多く掲載されています。
システムアーキテクト試験を受験する方は、多くの論文に触れて、「何を、どのように書けば合格できるのか」を理解することが、合格への一歩となります!
まとめ:システムアーキテクト試験おすすめテキスト
以上、システムアーキテクト試験に1発合格した僕が使用したテキストを紹介しました!
もう一度まとめると、使用したテキストを以下のとおりです。
システムアーキテクト試験合格を目指すあなたは、ぜひこれらのテキストを活用して、合格への一歩を踏み出してください!